絶対約定数
Botができたら
いいBotが作れて、パラメータもばっちりでn%/Dayを達成したとします。
「これを動かし続ければ勝てる。複利の力で数カ月後には数年後には…」
はい、複利ですね。一度に注文に出す量をどんどんイケイケあげていきましょう。
1回あたり0.1の注文を出してたのが1出せば単純には10倍の利益ですよ。
でも
しかし、10倍にはなりませんでした。
なぜでしょう。損するときも10倍だから…とかそういう話ではなく。
1BTCを板に並べてもそれをテイクしてくれるテイカーがなかなかいないのです。
0.1ならテイクしてくれる人はいたんだけど、1ともなるとテイクしてくれる人がいない(高速回転下での話です)
取引所の最小注文量が0.005BTCだとしたら0.005BTCを出しておけば、量の意味ではほぼ絶対に約定するわけです(分割された注文とぶつかったりしなければ)。
絶対約定数
0.005BTCは絶対約定数です。相手もコレ以下は注文できないので。
複利の力を得たければ、一度あたりの量は資金のn%に応じなければなりません。
しかし、コレが高速回転下で一度に約定できない数を超えると、頭打ちです。
現在の絶対約定数は?
もちろん、この絶対約定数は取引所とか流動性によって違います。
流動性こい。
あと、アイスバーグ注文実装していけばいいと思います。リフレッシュする値を絶対約定数にでもしといて。
Botのコードが複雑になるのでやりませんが。
メイカーになりたかったテイカー
## メイカーリベート
メイカーテイカーモデルという取引モデルがあります。
メイカー(板に注文を並べる人)は流動性を産みだしてくれるのでリベートを取引所が支払います
テイカー(並べた板を食べる人)は反対に手数料を払ってね。
メイカーはサヤを獲らなくても儲かる仕組みがあるわけです。
だから、ほとんどの場合、メイカーになりたがる
## メイカーになりたかった
メイカーになる方法は簡単。
値段と売買方向と量を指定して注文すれば良いのです。
1000円で買い、1枚とか。
もうメイカーです。
しかし、自分より早いメイカーが反対方向に同じ値段で逆方向の注文を出していたら?
1000円で売り、1枚 と 1000円で買い、1枚がぶつかります。
もし売りが一瞬でも早ければ買い注文を出した人は売り注文をテイクしたことになり、テイカーになってしまうのです。
コレがメイカーになりたかったテイカーです。
速さが命です
だって俺メイカーだよ?
戦略を考えていた時
メイカーBotの戦略を考えていた時のことです。
「if この値段の板がでてきたら〜:」ってことを書いてたわけです。
ここで気づきました。
他人の出した板気にする必要なくない? だって俺メイカーだよ?
コレが言いたかっただけです。
なんか大事なひらめきのような気がしたので
パチンコと大脳基底核
大脳基底核
いいことがあるとドーパミンが出ます。
全然理解出来てませんが、パチンコで
5と予測して5が出る *ドーパミンは普通
5と予測して2が出る *ドーパミンは減る
5と予測して7が出る *ドーパミンドバドバ
こうなるみたいです。やったことある人はなんとなく分かりますね。
単純に良いことがあっただけで増減が決まるわけではなく、
「予想」と「報酬」の差でドーパミンの量が変わるわけですね。
パチンコの演出
青保留で777ならもうドーパミンドバドバですね。
全く期待してないのに大当たりですもん。
こんなことは滅多に無いのでしょうが。
赤保留でゼブラ柄のハズレからの777大当たり
赤保留→ちょっと期待する(人と台によってもちろん個人差は)
ゼブラ柄→お?これいいんじゃね?
一旦ハズレの演出→は?ふざけてんのかクソ台が!!
777の大当たり→うおああああああああドーパミンドバドバ(一度クソが!って思い込んでるから予測と報酬の差はすごいことに??)
ってことを
この本を読みながら考えてました
個人的には汎用AIとはなんですか?ってことの説明のための脳の説明がおもしろかったです。
あとわかりやすい。
継続は、誰も裏切らない を読んで
覚えてる言葉
「一度決めたルールはどんな理由があっても休むな」
筋トレが習慣化してしまえばリアルに血肉となって肥大し、サボってしまえばそれは自分に跳ね返りますからね。
投資の本とか読んでもコレがよく出てきますね
言葉使いをバイト先で学ぶ最近の高校生
コレ完全に当てはまってます。
高校の時に接客業で学んだなーと今でも思います。
それと同時に、自分には同時進行が向いてないのだと気づきました。
全体的に「○○大学の調査によると…」や「○○という本のなかで」と例えやソースが示されていて妙に納得感がありました。
個人的にですが前半が面白かったです
ドッグイヤー現象
犬の1年
犬って一年間で人間の7歳分は成長するんですよって話です。
犬が3歳だったら人間換算では3×7で21歳分は成長してるってことです。
この「犬一年で人間7年分の成長」を「ドッグイヤー」って言ったりします。dog year.
どこで使うんだ
どこでこんな単語使われるんだっていうとIT業界です。
IT業界は変化が激しい(成長)のです。IT業界では他の業界で7年かけて起こる変化、出来事が1年で起こる。
そういうことからIT業界の変化の激しさを表すときにこの単語が使われるそうです。
「や、うちの業界はドッグイヤーなんで君らと同じにしないでくれ」って使えばいいでしょう。嫌われます。
変化が激しい
みなさんドッグイヤーな業界ですんで、対応していきましょうね。
慣れていきましょう。
ちなみに
本などで付箋代わりにページのすみを折り曲げるやつ。これは「ドッグイアー」です。dog ear.
間違えないでね